イードは10月16日、自動車総合情報プラットフォーム『レスポンス』の開設25周年に合わせて、新たな挑戦として輸入車カスタムメディア「HYPEMOD(ハイプモッド)」を立ち上げた、と発表した。
『レスポンス』は、イード(東京都新宿区)が運営する自動車情報サイトで、速報ニュースを中心に自動車やモビリティに関する幅広い情報を提供している。サイトには「レスポンス ビジネス」「Push on! Mycar-life」「CAR CARE PLUS」「e燃費」「EVリスキリング講座」など、多様なサブサイトやコンテンツが含まれている。
25周年を機に新設された「HYPEMOD」は、輸入車のカスタムカーオーナーや潜在的な興味関心層をターゲットとしたメディアだ。主に輸入車カスタムを中心に、JDM、4WD、チューニング・カスタムパーツの新製品情報などを発信する。
「HYPEMOD」では、各種カーショーのイベントレポートを掲載。ユーザーカーの取材を実施する。メーカーやカスタムショップへの取材も行う。業界関係者からユーザーまで幅広い層をフォロー。最先端のカスタムシーン情報を提供する。
「HYPEMOD」は、ユーザーが憧れるメディアとなることを目指すとともに、メーカーやショップがユーザーへ情報発信する場としても機能する。輸入車カスタムの最新トレンドや技術情報を、幅広い層に向けて発信していく。
「[HYPEMOD]」編集長 後藤竜甫コメント
雑誌市場の縮小により、現在輸入車カスタム全般の情報を扱うメディアが減っています。このままでは長期的にみると、日本の輸入車カスタムシーンの縮小が危惧されます。そこで、日本における輸入車カスタムカーの情報が集まるハブとして「[HYPEMOD]」を立ち上げます。
海外本国のカスタムとは違う、日本ならではのクオリティの高さ、日本のチューニングパーツを組み合わせたカスタムなど、国内のメーカー・ショップはトップランナーとしてのカスタムシーンを走っています。カスタムカー文化を未来へ伝えるべく、カスタムカーだけでしか得られない楽しさを伝えることが我々の使命です。それだけにとどまらず、日本ならではのカスタムカー文化を広く世界へ発信していきます。
「レスポンス」編集長 三浦和也コメント
「ITテクノロジーがクルマを変える」このビジョンのもと、私が1999年10月に現メンバーでもある高木啓ほか3名で「オートアスキー」(当時の媒体名)をスタートしてから25年の歳月が経ちました。この間、クルマおよびクルマを取り巻く交通環境は確実に進化いたしました。端的に表現できる数字として1999年の日本の交通事故死亡者数9,012人に対して2023年は2,678人にまで減少しました。一方で私としては忸怩たる思いがあります。
この25年のITテクノロジーの進化に対してクルマやモビリティの環境は存分に羽ばたくことができたでしょうか。新しい技術、チャレンジのきらめきを霞ませてしまう、まだ古い価値観、既存のビジネスモデル、いままで築いてきたものを失うリスク、変化を恐れる心に縛られてブレーキをかける大きなものが我々日本人の心に中にあるように感じられてなりません。今日は25年前当時と同じくジャパンモビリティショー(当時は東京モーターショー)が開催され、未来志向の展示や発表にあふれています。我々も心新たに、次の25年間も日本のモビリティが世界に貢献できるよう、小さなきらめきを大きな輝きに育てるような作業を微力ながら続けたいと思います。
[HYPEMOD]
https://hypemod.response.jp/
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