トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」をこよなく愛する女性ユーザーが集まる「オプカン女子会」。今回で3回目の開催を迎え、全国各地のオプカン女子たちが愛知県のさなげアドベンチャーフィールドに集合した。

オプカン女子会

トーヨータイヤのオフロードタイヤブランドであるオープンカントリー。大きく分けてA/T、R/T、M/Tの3種類のラインナップをもち、コンペティションユースから普段使いまで幅広いターゲットに対応するラインアップする人気のブランドだ。近年では“キャンプのタイヤ”として、ドレスアップに履くユーザーも増加中だ。

◆3回目のオプカン女子会は過去最大!三浦昂選手を中心に豪華ゲストが迎える

オプカン女子会

今、オープンカントリーを華麗に愛車に履きこなす女子が増えている。そんな女性ユーザーにフォーカスして生まれたのが“#オプカン女子”だ。昨年9月に女子会を初開催し、東京オートサロン2024ではオプカン女子によるトークショーイベントを実施。毎月14日を「#オプカンの日」としてSNSを通したユーザーとの交流も盛んだ。

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その後も定期的にオプカン女子会を開催しており、今回は初開催したオプカン女子の聖地である、愛知県豊田市のさなげアドベンチャーフィールドへと戻ってきた。しかも今回は過去最大となる30人規模の参加とあって、会場には参加者の愛車を含めたオプカン装着車両がずらっと集合する姿は壮観だ。

オプカン女子会オプカン女子会

そんな今回のオプカン女子会のテーマは「オフロード走行」。女子会アドベンチャーと題して、場内のオフロードコースを堪能するスケジュールが組まれた。オフロード走行のインストラクターにはモータージャーナリストでもありオプカン女子部長でもある竹岡圭さん、さらにダカールラリーでの優勝経験を持つラリードライバーの三浦昂選手(トヨタ車体)が務める豪華な布陣。

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開会式にはゲストである一木花漣さん(マルチアングラー)板東さえかさん(FM802 DJ)中村直之さん(豊田自動織機 RAV4の開発を担当)などが紹介されイベントがスタート。さらにオプカン女子就任式として、部長の竹岡圭さんからオプカン女子プロデューサーとして榊原夕子さん、同じく広報担当として久保まいさんが発表されるなど、オプカン女子のますますの勢力拡大が感じられる開会式となった。

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オープニング会場には昨年度もコラボした、名古屋学芸大学メディア造形学部 ファッション造形学科学生 UD-laboの学生が制作した、お揃いのデザインのTシャツを着たオプカン女子がズラッと並んだ。従来のオフロードコースの泥臭い雰囲気とは異なる、華やかなムードが漂うオプカン女子会ならではだ。

◆オプカンってここまで走れるの?! 見た目だけじゃない性能をリアルに体験

オプカン女子会

開会式終了後、早速今回のプログラムのメインとなるオフロード走行が開始。まずはインストラクターのドライブする車両に同乗してコースの説明からスタートした。コースは初級/中級に分かれ、コースの注意点などを三浦選手が説明。「ここのコーナーはタイトなので注意です」「急な下り坂なのでポイントになります」「路面が荒れているので気をつけてください」とオフロード走行が初めてというメンバーも多かったオプカン女子にわかりやすく教えてくれた。その上で「オープンカントリーなら安心して走破できますよ!」と最後は励ましの言葉で締めくくっていたのだった。

最初に愛車のジムニーでコースに飛び出していったのはjejiさん。

「オフロードコースを自分のクルマで走るのは初めてでした。コース説明の同乗走行ですでにジェットコースターに乗ってるみたいで、それだけでかなりビビりました……。でも自分のクルマで走り始めると結構冷静に走れたのにはびっくり。急坂にはまだまだ慣れないですが、オフロードを走るのも楽しいと感じています」

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「これまでは見た目のカッコ良さからオープンカントリーR/Tを履いていたんですが、その実力をリアルに体感できた気がします。ドレスアップから入ったジムニーですが、こんな楽しみ方もあるんだとあらためて体感できたのが良かったです」

さらにblue-jimnyさんは九州からの参加だったこともあって愛車のジムニーではなくレンタル車両のトヨタ『ランドクルーザー』(300系)で走行。オフロード走行は1度経験があることから、ランクルの走りを堪能した様子だ。

「ランクルはすごく安定してて、オフロードコースを走るのが楽しくなってきました。オプカンを履いていることもあって結構スピードを出しても安定していたのが印象的です。普段はジムニー(JB64)に乗っているんですが、オプカンR/Tを履いています」

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「最初はホワイトレターやトレッドパターンがカッコカワイイと思って履いたんですが、そのうち林道などにも行くようになりました。女子のオフ仲間も徐々に増えて今ではオプカン女子に参加するのもすごく楽しいです。オプカン女子会に来るとSNSで知ってるメンバーにリアルに会えるのも嬉しく、いっぱい写真撮ったりして楽しんでます!」

またゲストのマルチアングラーである一木花漣さんもレンタル車両でコースを走行。隣には竹岡圭さんが同乗してオフ走行を楽しんだ。

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「オフロードバイクは経験あるんですが、クルマでオフロードを走る経験は初です。でも、普段愛車のRAV4で釣りに出かける際に不整地を走ることも多くいつの間にか慣れていたのか、走り出しても全然怖くなくて、むしろ楽しいの方が勝っていました」

「ドライビングでは急な登りからのタイトなコーナーなどもしっかり自分が車体をコントロールしている感覚があってタイヤが信頼できる感じがしました。同乗した竹岡さんからも“素質あるね~”と言われたのが嬉しかったです」

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愛車のトヨタ『RAV4』で全国各地の釣り場に向かう一木さん、昨年納車したRAV4はすでに3万kmを走るヘビーユーザー。タイヤは当初オープンカントリーR/Tを履いていたが、釣り場の周辺にあるラフロードやぬかるみにも対応できつつ、自宅のある関東から琵琶湖や奈良方面などの長距離ドライブでも快適なオールマティに使えるオープンカントリーA/Tに履き替えて快適性をアップしている。

◆競技車両でコースを激走!同乗走行でプロの本気の走りに驚く

オプカン女子会

同乗走行~フリー走行と進んでオフ走行を堪能したオプカン女子の面々。午後からはクラブハウスでトークショーも開かれた。ここでは竹岡圭さんが直前に参戦したXCRスプリントカップ北海道の模様が語られた。

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実際に参戦した車両である全身ピンクの新型三菱『トライトン』(愛称:モモ//トン)はこの日も会場に登場。足もとにはオープンカントリーR/Tが履かれ、ラリーカムイでのフィーリングも含めて紹介されていた。一木花漣さんや板東さえかさん、中村直之さんのトークが盛り上がった後には、最後のメニューである同乗試乗の抽選が行われた。ドライバーは三浦選手と竹岡さん、いずれもラリードライバーで、その本気走りを助手席で体感できるという希有な体験。オプカン女子からそれぞれ5名が当選しすぐさま走行が始まった。

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同乗試乗ではスタートからいきなりの全開走行でコースに飛び出していく様が圧巻。さすが本気のラリードライバー、周囲から見ているだけでも迫力十分。そんな同乗試乗(三浦選手のドライブ)に当選したKotohaさんに試乗直後にその感想を聞いてみた。

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「ヤバイーーー、ハイになりました(笑)コースで走ってる間にダブルピースが出るぐらい興奮しました。三浦選手のハンドルさばきも、ちらちら横目で見えて“かっこいい!”と思ったり。普段はジムニーシエラでクロカン競技に出ているのですが、フラットダートのSSを走ることもあり、こんなにうまく走れたら楽しいだろうなと思いました。あと10回は同乗試乗したいぐらいです!」

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オフロードを色々な角度から体験した、第3回のオプカン女子会。新たなオープンカントリーの魅力を身体で感じたオプカン女子達は、愛車の楽しみ方にも幅が広がったようだった。何よりも走行後の参加者の笑顔が印象的、オープンカントリーを履いてオフロードを走る、そんな非日常を楽しんでいる様子があちこちで見られた。

◆女子だけじゃない!男子の声に応えて『俺の#オプカン』の開催が決定

オプカン女子会

トーヨータイヤでは、オープンカントリーを中心にファンイベントを多数開催しているのがわかる。これはタイヤメーカーでは非常に珍しく、ブランドをフックにユーザーが愉しめる仕掛けがあるのはユーザーにとっても喜ばしいことだろう。

FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES

10月19日に開催される俺の#オプカンでは、トーヨータイヤの仙台工場において工場見学ツアー、さらにアンバサダーを務める川畑 真人選手のスペシャルトークショーを実施。さらに2024年のアジアクロスカントリーラリーで見事にクラス優勝を果たした『FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES LAND CRUISER PRADO』も展示予定だ。

FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES

今後開催されるトーヨータイヤのイベントは、実はオープンカントリーだけではない。11月24日には東北地方で初開催となる「TOYO TIRES FAN MEETING in 宮城」、12月1日には岡山県国際サーキットにて「PROXES DRIVING PLEASURE」が開催が予定されている。

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