JAFは10月15日、6月1日から30日にかけて発生した、がクルマに入り込んだことによるトラブルの救援要請件数を発表した。意外にも春から初夏にかけて猫が車に入り込む件数が多い。

エンジンルームは猫にとって一時的に「安心できる場所」と感じるようだ。特に猫は暖かくて狭い場所を好むため、エンジンルームのような場所に入り込んでしまうことがよくある。しかし、これは非常に危険。エンジンがかかるとベルトなどに巻き込まれるリスクがあり、猫が命の危険にさらされることが多くなる。また、車の故障につながるため注意が必要だ。

JAFの報告によると、2024年6月には全国で「猫がエンジンルームに入り込んだ」というトラブルが381件発生したという。この数は前年の12月に比べて約15倍であり、冬よりも、特に春から初夏にかけて猫が車に入り込む件数が多くなる傾向があるようだ。

猫以外の動物も車に入り込むことがあり、同じ調査期間中にはヘビ、鳥、犬が関わる9件のトラブルも報告されている。エンジンルーム付近で物音がした場合、確認する際は不用意に手を入れないようにし、怪我や感染症のリスクにも注意が必要となる。

対策としては、車に乗る前にボンネットを軽く叩いたり(いわゆるネコバンバン)、エンジンをかける前に数秒間静止して猫の気配を確認するなどの方法がある。これにより、猫が車に入り込んでいるかどうかを確認し、安全を確保していく必要がある。

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