ELEMENTSグループのLiquidは10月21日、BOXIVが運営するEV特化型カーシェアサービス「BOXIV SHARE」が、新規会員登録時にオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を導入すると発表した。

この導入により、ユーザーはスマートフォンを使用して本人確認書類の確認と顔認証を行うことができ、従来の面倒な書類提出や手続きの待ち時間が不要となる。予約からサービスの利用開始、返却までをオンラインで完結できるようになり、利便性が大幅に向上する。

「LIQUID eKYC」は、独自の画像認識技術などを活用した様々なセキュリティ対策を講じており、不正利用を防止し、安心かつ信頼性の高いカーシェアリングサービスを実現するという。

「BOXIV SHARE」は、石垣島を第一の拠点としてスタートしたEV特化型カーシェアリングサービスだ。アプリを使用することで、ユーザーは24時間いつでも車両の予約・利用が可能となっている。予約はシンプルなステップで完了し、多彩な車種の中から、ニーズに合った車を選択できる。

このサービスは、観光客や地元住民に、快適かつ便利な移動手段を提供することを目的としている。島内の交通手段をより柔軟にし、電気自動車特有の最新テクノロジーと運転の楽しさを体感できる移動手段としても注目を集めている。

BOXIVは「人々の生活空間を拡張する」をミッションに掲げ、完全自動運転時代を前提にしたカーシェアリングサービスを開始した。沖縄県石垣を第一の拠点としてスタートし、今後は本州(東京・大阪・福岡・北海道など)の主要都市へと展開していく予定だ。本州での展開では、これまでのカーシェアの概念をアップデートした「タイムシェア型」のカーシェアリングサービスをスタートする計画も明らかにしている。

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