イーデザイン損害保険は10月23日、自社の自動車保険「&e(アンディー)」に、デンソーが開発した運転スコアリング技術「yuriCargo(ゆりかご)」を導入すると発表した。

この新技術は、スマートフォンの内蔵センサーを利用して自動的に運転を検知し、急ブレーキや急アクセルなどを検出。運転終了後に安全運転スコアを算出する。これにより、従来必要だったIoTセンサーが不要となり、アプリ一つで衝突検知サービスや安全運転支援サービスを利用できるようになる。

イーデザイン損保は、「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する」をミッションに掲げている。今回の技術導入は、日常の運転における事故防止と、ドライバーの安全運転意識向上を目指す取り組みの一環だ。

新機能を搭載したアプリは、2025年1月1日以降に始まる保険契約から利用可能となる。「&e」は、シンプルでわかりやすい補償内容やUIに加え、テクノロジーを活用した契約者向けアプリで事故時と日々の運転をサポートしている。

アプリには「1タップ事故連絡」機能も搭載されており、事故時にスムーズな連絡が可能だ。さらに、安全運転を意識することでコーヒーなどと交換できるポイントが貯まる仕組みも特徴となっている。

イーデザイン損保は、この新技術導入により、より多くのドライバーの安全運転を支援し、事故のない社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。

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