アストンマーティンは10月22日、ザガートと共同開発した4台のコレクションモデルを、アストンマーティン・ワークスを通じて販売すると発表した。
このプライベートコレクションは、限定生産の『ヴァンキッシュ・ザガート』の3つのバージョン(ヴォランテ、シューティングブレーク、スピードスター)と、超希少な『DBS GTザガート』で構成されている。これらは、アストンマーティンと有名なイタリアのデザインハウス、ザガートとの最近のコラボレーションをほぼ網羅したものになるという。
ヴァンキッシュ・ザガートは、2016年にイタリアのコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステでコンセプトカーとして発表された際、前例のない顧客需要を生み出し、99台の厳密に限定された生産につながった。その後数年間で、ヴァンキッシュ・ザガート・クーペに3つのボディスタイルが加わり、4モデル全体で325台が生産された。
今回販売されるコレクションには、ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ、シューティングブレーク、スピードスターが含まれている。このうちスピードスターは28台のみの生産で最も希少であり、ヴォランテとシューティングブレークはクーペと同じ99台が限定生産された。
4モデルはすべて、前世代のアストンマーティン『ヴァンキッシュS』をベースにしている。各ザガートモデルは、600psの自然吸気V12エンジンとスムーズなシフトチェンジのタッチトロニックIIIトランスミッションを組み合わせている。
コレクションの中で最も希少なのは、おそらくDBS GTザガートだろう。これは、ザガート創立100周年を記念して作られたDBZセンテナリーコレクションの一部で、19ペアのみの限定生産となっている。2019年の発売時、DBZセンテナリーコレクションは1ペア6億円(税別)という、アストンマーティンが製造した新型スポーツカーの中で最も高価なものだった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。