BMWは10月15日、『X3』、『X5』、『X6』に搭載された、排気ガス再循環装置(EGR)のフラップ操作調整用アクチュエーターのペンドラムサポートについて、破損のおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年9月7日から2023年9月1日に製造された1305台。

排気ガス再循環装置(EGR)において、バルブフラップ操作用アクチュエーターのペンドラムサポートの製造管理が不適切なため、経年変化によりペンドラムサポートが破損するものがある。そのため、バルブフラップの切り替えができなくなり、エンジン警告灯が点灯する。そのまま走行すると、排気ガスの基準を満たさなくなるおそれがある。

BMWは全車両、フラップ操作調整アクチュエーターのペンドラムサポートを良品と交換する。

現在までに、この現象による不具合が14件報告されており、事故は報告されていない。

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