日本だけにとどまらず、世界中のクルマ好きから絶大な支持を得ているドリキンこと土屋圭市氏。同じく彼の愛車でもある「AE86ストリート号」も注目度の高い1台だが、なんと1/64サイズのミニカーになって登場。小さいサイズだが実車さながらに再現されており、即売の可能性も!?

文:ベストカーWeb編集部/写真:ホビージャパン

■ドリキン仕様のハチロクがついにミニカー化!!

実車と同様にステッカーの貼り付け位置まで忠実に再現

 AE86。それは。1983年にデビューしたカローラレビンとスプリンタートレノの車両型式。心臓部には1.6Lスポーツツインカムエンジンの4A-G型を搭載しており、世間ではハチロクの愛称で親しまれている。

 AE86が世界から注目集めたきっかけのひとつに、漫画「頭文字D」の存在がある。頭文字Dでは、ハイパワーなチューニングが施されたハチロクが、峠道を疾走する様子が描かれており、その設定が秀逸だったことで人気を集めた。

 ほかにもAE86にはいくつも忘れてはいけないトピックがあるのだが、世界でもっとも有名なAE86の実車といえば、ストリート号ではないだろうか。

 AE86ストリート号は、ドリキンの愛称で世界中に多くのファンを持つスーパースターの土屋圭市氏の愛車。もともとは中古車屋で約30万円で売られていた1台だったが、街乗り(ストリート)をコンセプトにチューニングがなされている。

 外観はノーマル形状を残しつつも、エンジンやサスペンション、エアコンなにはしっかりと手が加えられており、40年以上も前のクルマとは思えないキレイな状態をキープ。今でも土屋氏のYouTubeチャンネルでは、元気に走行する姿が公開されている。

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■細部までこだわりが満載じゃん

エンジンルームの中身を眺めることもできる

 そんなAE86ストリート号が、手のひらサイズのミニカーになって登場! 手がけるのは、本格的な1/64スケールダイキャストモデルの製造と販売を、2019年から行うようになったホビージャパンだ。

 AE86ストリート号の特徴をを存分に活かすために、製作にはモーターショーで実車のショーカーを手がけ経験のあるモデラーが関与。実車の取材も行うことで、ドリドリメッシュホイールやマフラー、ステッカー類やナンバープレートまで実車の雰囲気を極力損なうことなく再現を行っている。

 また、ボンネットには開閉ギミックを採用。エンジンルームの中身まで忠実に作りこまれている。専用のディスプレイケースも付属するので、お部屋のインテリアとして飾るのにもぴったりだ。

 発売は2025年3月以降を予定しており、価格は3960円とお手頃な価格設定なのも嬉しいポイント。すでに一部の模型屋などでは予約を開始している。

 小さいサイズながら、細部までこだわりがつまりまくっている1台。ミニカーを眺めているだけで、今にも走り出しそうなオーラとドリキンのAE86愛を感じ取ることができるはずだ。

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