日産自動車は12月15日、「第40回 日産 童話と絵本のグランプリ」で大賞を受賞した2作品を出版した。
童話部門では楠島ざくろさんの「今日にかぎって」、絵本部門ではスージィさんの「さんにんだけの ないしょのはなし」が選ばれた。両作品はBL出版より、書店やインターネットを通じて販売される。
このグランプリは、一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団が主催するアマチュア作家を対象とした創作コンテストだ。才能ある新進作家の育成をサポートし、子どもたちに良書を届けることを目的としている。日産は第1回(1984年)から協賛しており、これまでに75作品を出版してきた。
日産自動車が第40回「童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版今回の第40回グランプリでは、童話部門に1490編、絵本部門に277編の応募があった中から大賞作品が選ばれた。日産は第1回から累計28万冊以上の出版作品を国内外の図書館や学校等に寄贈してきた。今回も国内では約3400の図書館と、同社の事業所近隣の約900の保育園や幼稚園などに寄贈する。海外においても、同社の事業所周辺の日本人学校や日本語補習校に寄贈する予定だ。
日産はサステナビリティを事業の中核に据え、よりクリーンで安全、インクルーシブな世界を目指している。地域社会の発展に貢献するため、様々な国や地域で子どもたちを対象とした環境教育などに力を入れている。
日産は、この活動を通じて、日本の新しい才能を支援し、次世代を担う子どもたちに魅力あふれる童話や絵本を届けていく。
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