ギネスブックを見ていて「トヨタ自動車」の文字が躍っていて驚いた。何でギネス記録を樹立したのかと思えば、トヨタ自動車が開発したAIバスケットボールロボット「CUE6」が24.55 mのロングシュートを決め、ギネス世界記録「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールショットの最長距離|farthest basketball shot by a humanoid robot」を達成していた! 

文:ベストカーWeb編集部 / 写真:トヨタ自動車

うぉぉぉぉ! 人間技じゃねえーーー! ってロボットだったわ!

■ロボット製造はTESLAだけじゃなかった! トヨタだってすごいロボットを作っていた!

2019年には、「ヒューマノイドロボットによる連続して行ったバスケットボールのフリースロー最多数」のギネス世界記録を樹立

 AIバスケットボールロボット「CUE」シリーズは、トヨタ自動車未来創生センターが開発している。社内の自主活動から誕生し、2017年に初代モデルの開発がスタート、2018年3月にプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」でデビュー。その後、CUE2、CUE3と進化を重ね、2022年12月24日には最新モデル「CUE6」が登場した。

 初代CUEはフリースローよりも短い距離からシュートする仕様だったが、シリーズを通じてシュート距離を拡大。CUE5ではドリブルやパスのパフォーマンスも披露した。また、Bリーグオールスターにおいて、2019-20シーズンの「3ポイントコンテスト」や2022-23シーズンの「スキルズチャレンジ」にも出場するなど、注目を集めている。

写真はトヨタ自動車のプレスルームより引用。ひとつ目(!?)がカッコイイ

 2019年5月17日には、「ヒューマノイドロボットによる連続バスケットボールフリースロー最多数(アシスト有り)」で初のギネス世界記録™を達成。そして、2024年9月26日、愛知県長久手市にある株式会社豊田中央研究所内の施設「アクタス」において、「CUE6」(背番号96)が24.55mの長距離シュートに成功し、ギネス世界記録™「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールシュート最長距離(Farthest basketball shot by a humanoid robot)」を達成した。

その衝撃のロングシュートを決めた動画がこちらだ! 開発秘話も面白いぞ!

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。