日野自動車は12月16日、大型トラック、日野『プロフィア』の排気管固定用ブラケットについて、ブラケットが脱落し他の交通を妨げるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは、2023年11月6日~2024年4月11日に製作された、1車種15型式の計4156台。また、2017年7月5日~2020年3月13日にブラケットを交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が計1064台。2024年2月9日~3月22日に交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものが計3基ある。

対象車両の排気管固定用ブラケットにおいて、取付けボルト締結部の塗装膜厚が不適切なため、エンジンからの熱により膜厚が薄くなり、当該ボルトが緩むことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラケットが脱落し他の交通を妨げるおそれがある。

改善処置として、全車両、当該ブラケットを対策品に交換する。

現在までに不具合は7件発生しており、事故は報告されていない。

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