【フィアット 600e 新型試乗】おい、ちょっとこれ、なんかプジョーじゃん?…中村孝仁
フィアットの電気自動車といえば、『500e』とそれのアバルト版がある。いずれのモデルにも試乗しているので、フィアットの電気自動車は解っているつもりだった。ところがである。新たに投入された『600e』は...
フィアットの電気自動車といえば、『500e』とそれのアバルト版がある。いずれのモデルにも試乗しているので、フィアットの電気自動車は解っているつもりだった。ところがである。新たに投入された『600e』は...
試乗後に技術者との懇談会が必ず設定されているスズキの試乗会。今回の『フロンクス』でも、それはいつも通りだった。 私に対応した技術者は、いずれもブレーキ系の技術者だったが、そのうちの一人が最後に「今のス...
electric Stingray、略してe-Rayということであろうか。シボレー『コルベット』にもついに電動化の波が押し寄せた。 既存のコルベットと同じ、6.2リットルV8OHVエンジンをミッドシッ...
2024年7月、VWは一気に4モデルの新車を発表した。それらはすべて基本的にICE(内燃機関)を中心とするモデルだった。それまで盛んに「ID」と名の付くBEV(バッテリー式電気自動車)の訴求に勤めてき...
ルノー『アルカナ』がマイナーチェンジを受けた。と言ってもメカニカル系の変更はなく、もっぱらフェイスリフトとモデルミックスの変更である。 今回の変更で従来ルノーにあった「R.S.」と名付けられたラインが...
今年に入って、ランドローバーの『ディフェンダー』を、サイズの違いですべてお借りした。改めてそれぞれの個性があることをと痛感した。 自動車というのは、車種によって成り立ちが違えばその個性も違う。ましてジ...
ガソリンエンジン搭載の『フリードクロスター』に続いて、e:HEV(ハイブリッド)のホンダ『フリードエア』をお借りして試乗した。結論から言って、選ぶんなら絶対にe:HEVだと思った。 理由は沢山ある。単...
ラージプラットフォーム群と呼ばれる、マツダが社運を賭けた構造のモデル第2段として、『CX-80』がデビューした。 第2段というのはあくまでも日本市場での話であり、海外市場を合わせると、これが第4弾にな...
ミニが新しくなり、すでに新しい『カントリーマン』の試乗記はお届けした。その時も記したけれど、新しいミニは大型化した。レベル的にはとてもミニとは呼べないのだけれど、それが言わば「姓」なのだから仕方ない。...
「無事之名馬(ぶじこれめいば)」という格言がある。意味としては特に秀でていなくても競走馬は怪我なく走れば名馬だというもの。作家菊池寛が創り出した造語だそうである。 本来は「無事之貴人」という格言で、こ...
8月から9月にかけてのおよそ1か月。3台のマツダ『ロードスター』をお借りしてロードスター生活をエンジョイしてみた。 借りた順番は、最初に「ロードスターS Vセレクション」というモデル。次いで2リットル...
◆好調なBYDとの差は一体何か? のっけから批判的な話で申し訳ないのだが、日本市場に再参入を果たしたヒョンデは、新規参入を果たした中国のBYDに対してどうも旗色が悪い。 結構派手目で最近はTV CMも...
新しくなったミニは、最初に『カントリーマンS ALL4』というモデルに試乗させていただいた。そして今度は同じボディの「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」版である。 言うまでもなくジョン・クーパーが...
現行BMW『X5』はコードネーム「G05」を持ち、2019年にデビューしたモデルである。つまり誕生からすでに5年が経過している。 しかし、今回お借りした「xDrive 40d」が登場したのは2022年...
2025年から完全な電気自動車メーカーになると宣言しているジャガー。ブランド唯一のBEVは、今のところ2018年に発表された『I-PACE』のみである。 2025年まではあと半年足らず。果たして本当に...
「名は体を表す」という言葉がある。原点の『ミニ』は1959年に初代がデビューし、その当時は究極の小型サイズのボディを持って登場した。 小型化するにあたり涙ぐましい努力をしてAタイプと呼ばれたエンジンを...
◆スズキラインナップで一番と言ってよい出来栄え スズキが『フロンクス』という名のニューモデルを10月ごろ上梓する。それに先駆けて、プロトタイプの試乗会が行われたので参加してきた。 例によって事前にお断...
インドから輸入されるホンダ『WR-V』に試乗した。その第1印象は「かけ蕎麦?それとも素うどん?」というものだった。イタリアならさしずめ「スパゲッティ・アリオ・エ・オリオ」である。 しかし、かけ蕎麦にし...
ランドローバー『ディフェンダー』の車名は数字。「90」とか「110」とか来て、今度は「130」である。 従来この名前の付け方にはルールがあって、90は90インチ、110は110インチを表し、それらはい...
世の中今、電気自動車がダメでハイブリッドが全盛だとか。これ、日本の潮流ではなくて世界の潮流なのだそうである。 ただ、自動車メーカー的にはきっといずれは電気自動車が支配的になるとふんでいる節がある。問題...
2023年末に現行スズキ『スイフト』はデビューした。2000年に初代モデルがデビューして以来、今回のフルチェンジで5代目のモデルに生まれ変わった。 ほんの少し愚痴を言わせてもらうと、現行スイフトから走...
今回の試乗で一番感じたことは、このクルマが次世代を見据えて作られているというその1点である。旧世代の人間にとっては慣れる必要がある。 人間、歳を取れば目は見えずらくなるし、動的反応も鈍くなるのは当たり...
『トライトン』と名の付くミツビシのピックアップトラックは2005年に誕生した初代が日本でも販売されていた。 5年間販売されたそうだがその5年間の総計販売台数は僅か1800台ほどだったそうで、以後2代目...
現行『3シリーズ』(コードネームG20)がデビューしたのは2019年だから、もうすでに5年目のモデルイヤーに突入している。しかし、ここに至るまで『320d』に試乗したことは無かった。ツーリングはセダン...
結局のところ、自動車の価値って一体なんだ?という素朴な疑問がわいてしまう今日この頃。改めてブランド価値を考えさせられた。 ジープである。かつて日本ではクロカン四駆の代表格という存在にすぎず、どう考えて...
『デミオ』と呼ばれていた時代からコンパクトで上質な内外装を持ち、しかもディーゼルエンジンがチョイスできるモデルとして、個人的に高く評価してきたのがこのクルマ。 2019年に車名を『マツダ2』と改めたが...
◆実は改良されていた「乗り心地」の課題 2022年にマツダはいわゆる「ラージプラットフォーム群」と称する縦置きエンジン、FR駆動のプラットフォームを開発し、その第1陣として『CX-60』を上梓した。 ...
◆高級・高性能志向に変貌したランドローバーから生まれた 1948年にランドローバー社はローバー内のオフロード車を扱う部門として設立され、1951年には早くも英国王室御用達の称号を得るまでに成長した。 ...
かつてプラモデルと言えば、自動車、船、飛行機が三種の神器的な存在感を示していたものだが、今ではその様相は様変わりしている。5月8日から12日まで開催された「第62回 静岡ホビーショー」でプラモデルを中...
イタリアの名門カロッェリア、ピニンファリーナの子会社であるアウトモビリ・ピニンファリーナが手掛ける『バッティスタ』と『B95』が日本でローンチされた。 アウトモビリ・ピニンファリーナは2018年にピニ...