福岡市・天神の商業施設「イムズ」の跡地にできる新たな複合ビルの建設が、15日にスタートし、建物の概要が発表されました。

九州最大の繁華街、福岡市・天神のど真ん中、商業施設「イムズ」の跡地で進められている「再開発事業」。

この場所には「天神ビッグバン」プロジェクトの一環として高さ91メートル、地上21階建ての新たな複合ビルが誕生する予定です。

どのようなビルになるのか?

建物の着工に合わせて気になるビルの「中身」が発表されました。

◆三菱地所・九州支店長 草野重徳さん
「九州、福岡がより豊かになる交流の循環をつくり、東アジアのゲートウェイの一翼を担うそんな施設を目指す」

大きな目玉となるのが、アメリカ・シアトル発のホテルブランド「エースホテル」です。

九州への進出は今回が初めてで、アートや音楽を活かして地域の人や旅行者が交流できる場を提供するとしています。

16階から20階がホテルエリアで客室数は192室。

福岡市・天神の景色が一望できるルーフトップバーも設けられる予定です。

また、地下2階から2階にかけては「商業エリア」となっていて、様々なタイプのショップやレストランが出店。

3階から15階にかけては、想定就業者数約3000人の「オフィス空間」が整備される計画です。

◆福岡市 高島宗一郎市長
「若い人をはじめ、多くの人が自己実現できる、そして、大きな夢が叶う街。そんな新しい福岡の姿を象徴する素晴らしいビルが完成することを心待ちにしております」

イムズの跡地に誕生する新たな複合ビルは、2026年12月末に完成する予定です。

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