福井市稲津町の足羽川で、たくましく飛び跳ねるのは天然の稚アユです。全長は7センチから、大きいもので12センチほど。4月の半ばから、川の流れに負けじと上流を目指す稚アユの姿が見られるようになりました。
ここでは、約20年前に天然アユが遡上できるよう「魚道」が整備され、毎年この時期に稚アユが遡上する姿を見ることができます。
内水面総合センターによると、今年の遡上量は例年に比べてやや多いということで、
「前の年の産卵後、海での生き残りが多かったことが考えられる」としています。
足羽川漁協組合では、「今年の放流目標は最低6トン、シーズン通じて楽しんでもらいたいと思いますので今年も足羽川の方へ宜しくお願いします」と話しています。
足羽川のアユ釣りは、6月15日に解禁です。
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