14年前に口蹄疫が発生した宮崎県高鍋町の県立農業大学校で「慰霊祭」が行われました。

口蹄疫慰霊祭には、畜産学科と農業学科の学生と教職員、合わせて約150人が参加しました。

まず、宮崎家畜保健衛生所の野村真知子さんが、当時の感染状況や農場にウイルスを侵入させないための防疫対策などについて講演しました。
このあと、畜産学科2年の古川颯太さんが誓いの言葉を述べました。

(古川颯太さん)
「口蹄疫の辛い悲しい経験と、全国からいただいた支援に対する感謝の気持ちを忘れることがないよう、後輩たちに引き継いでいきます」

このあと畜産学科の学生は、敷地内に設置されている口蹄疫モニュメント前に移動し花を手向けました。

県立農業大学校では14年前のきょう口蹄疫が発生し、学校で飼育していた肉牛など220頭が殺処分されています。

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