13年前に交通事故で亡くなった当時4歳の男の子が育てていたヒマワリの種を園児たちが植えるイベントが5月16日、札幌市豊平区の豊平警察署で行われました。

「ひまわりの絆プロジェクト」は、2011年に京都府で起きた交通事故で亡くなった当時4歳の男の子が育てていたヒマワリの種を植えることで、交通事故の防止や命の大切さ、被害者支援への理解を深めることを目的に行われているものです。

16日は、豊平警察署で区内の認定こども園の園児16人が警察署の花壇にヒマワリの種を植えました。

その後、信号機の模型を使った交通安全教室が開かれ、園児たちは「信号が赤だったら?」「とまる、ダメ!」などと警察官とやりとりしながら、横断歩道の渡り方などを学びました。

豊平警察署・交通第一課企画・規制係長の宝田倫照さんは「この活動を通し、たった1つしかない大切な命を誤って落としたりすることが1件でも無くなるよう、道民の皆さまに広くお伝えしていきたい」と話していました。

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