世界文化遺産への登録を目指す「飛鳥藤原の宮都とその関連資産群」について奈良県などは15日、推薦を得るための書類を文化庁に提出しました。

奈良県の山下知事らが文化庁に提出したのは、「飛鳥藤原の宮都とその関連資産群」を世界遺産に登録するよう国からユネスコに推薦してもらうための書類です。

「飛鳥・藤原」は奈良県の明日香村、橿原市、桜井市にある飛鳥時代の宮殿の跡や古墳など22の遺跡で構成されています。

2007年に世界遺産の暫定リストに記載されましたが、去年「資産の保護が十分でないものがある」などと国が推薦を見送っていました。

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奈良県などは2年後、ユネスコ世界文化遺産への登録を目指しています。

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