津山市の職員がボランティアで協力し、災害時などに車や蓄電池から人工呼吸器の電源を得るためのケーブルを製作しました。
ケーブルを作成したのは、津山市健康増進課の作業療法士・安本勝博さんや津山市教育委員会の電気技師・安東賢一さんらです。
車から屋内の人工呼吸器まで電気を送るには長いケーブルが必要ですが、市販されていません。
今回、製作されたケーブルは長さ15メートルで、災害時の停電などで予備電源の外部バッテリーを使用する場合に備え、車のシガーソケットから電気を得る手段も盛り込んでいます。
津山市に住むALS、筋萎縮性側索硬化症患者の家族が、2024年1月、兵庫県豊岡市の高校生が同じようなケーブルを製作した事を知り、その話を聞いた安本さんらがボランティアで製作しました。
在宅で、人工呼吸器を使用している津山市内在住の希望者を対象に、ケーブル1本あたり3500円で販売されます。
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