山の斜面など傾斜地に作られた田んぼで昔ながらの田植えが行われました。
農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定された棚田で、5月21日に岩手県遠野市の小学生が手作業での田植えに挑戦しました。
21日は遠野市の宮守小学校の5年生13人が裸足で田んぼに入り、手作業で「あきたこまち」の苗を植えました。
田植えをした「旧宮守村棚田」は、未来へ残したい棚田のひとつとして2022年に農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されています。
最初は泥に苦戦していた子どもたちでしたが、1時間ほどで3アールの田んぼに稲を植え終わりました。
児童
「(泥が)ちょっと気持ち悪かったけど楽しかった」
「ツヤツヤしておいしいお米になってほしい」
田植えをした棚田では秋に160キロほどの米が収穫できる見込みだということです。
子どもたちは10月に稲刈りをして収穫した米は自分たちで味わうほか、地元の直売所で販売することにしています。
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