5年ぶりに京都市で「ミシュランガイド京都・大阪2024」を発表する日本ミシュランタイヤの須藤元社長(右)ら=京都市東山区で2024年4月9日午後0時6分、南陽子撮影
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 日本ミシュランタイヤ(東京)は9日、「ミシュランガイド京都・大阪2024」の掲載店を発表した。「そのために旅行する価値のある卓越した料理」を意味する最高評価の三つ星をはじめ、今回から新たに同ガイドが紹介したい「セレクテッドレストラン」を加え、京都・大阪で過去最多の440軒の飲食店を選んだ。公式サイトと無料アプリで見ることができる。

 京都・大阪版は、09年に発表した10年版を皮切りに15回目。同社は当初、発表会を両都市で交互に行ってきたが、コロナ禍を経て、15周年の節目は5年ぶりに京都で開催した。

 京都市東山区のホテルであった発表会で、須藤元(げん)社長は「京都、大阪は世界屈指の美食都市。(インバウンドの復調で)その魅力の高さを実感している。来年には大阪・関西万博があり、国内外の多くの方に活用いただけると確信している」と述べた。

 440軒のうち、京都の店は226軒(初登場61軒)。うちわけは、三つ星5軒▽二つ星17軒▽一つ星78軒▽ビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)55軒▽セレクテッドレストラン71軒――。左京区の「瓢亭」と東山区の「菊乃井本店」は15年連続で三つ星に選ばれた。書籍(税込み3498円)は12日発売。【南陽子】

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