様々な商品の値段が上がり、消費者にとっては悩ましい日々が続いています。

特に頭が痛いのは、野菜の高騰という方も多いのではないでしょうか。

そんな中、鹿児島市の商業施設では、23日から期間限定で、買い控えが進む野菜などを特別価格で販売する催しがスタート。買い物客からは喜びの声が聞かれました。

新たまねぎ1玉48円。ニンジン、キュウリも1本48円(いずれも税別)と、店頭には驚きの価格の野菜が並んでいます。

庄村奈津美記者
「野菜の高騰が続く中、こちらのスーパーでは家計を応援しようと、野菜などをお買い得価格で提供しています」

イオン九州によりますと、2024年は暖冬の影響で、野菜が前倒しで出荷され、さらに3月ごろの悪天候で出荷量が減り、全体的に野菜の価格が高騰しています。

そんな中、鹿児島市東開町のイオン鹿児島店では23日から野菜などのセールをスタート。

前週は1袋128円だった小松菜が78円。キュウリは1本78円が48円と、野菜を中心に10品目余りの食品が、私たち消費者にとって手に取りやすい価格となっています。

買い物客
「うれしいです。お財布にもすごくありがたいですね」

買い物客の中には、野菜の高騰で「買い控え」をしていたこともあったという人も。

買い物客
「日によってすごく値段が違うので、これを買おうと思って行っても諦めることがあったりする」

Q.きょう(23日)から4日間のイベントですよ
「全然知らずにきょう来たんです。レタス買おうと思って回っていたら『おぉ~』と思って。お野菜いっぱい出ているし安いなと思って。ラッキーでした」

イオン鹿児島 農産主任・石甲斐晋さん
「お野菜果物に関しては全体的に、徐々に徐々に上がってきたと私どもも感じていて、今回この企画をいい機会に、お野菜、果物を皆さんに食べていただきたい」

価格が天候に左右されやすい野菜や果物。市場の動向を見極めながらおいしく、賢くやりくりしていきたいところです。

イオン九州では九州内のイオンやマックスバリュ全197店舗で23日から4日間、野菜や果物を特別価格で提供するということです。

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