放置すると森林が荒れる原因ともなる竹を活用した緑化推進運動に際立った功績があったとして、基山町のNPO法人に内閣総理大臣賞が贈られ、27日メンバーが県庁で受賞を報告しました。

県庁を訪れたのは竹の伐採活動などを通じて森林の保全活動をしている、基山町のNPO法人「かいろう基山」のメンバー6人です。

2004年1月に設立された「かいろう基山」は、メンバーのほとんどが70代で”老い”を楽しみながら地域の発展・活性化に貢献しようと、放置すると森林が荒れる原因となる竹の伐採のほか、竹をおもちゃや肥料として再利用するなどの活動に取り組んでいます。
この活動が緑化推進活動に際立った功績があったとして、内閣総理大臣表彰を受賞しました。

【かいろう基山代表理事 松原幸孝さん】
「もうびっくりしました。ただただびっくりで。時間が経つにつれてありがたいなと」

この表彰は緑化運動推進の一環としていまから40年前の1984年から毎年実施されていて、今年度は全国で13団体・個人が選ばれています。

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