大阪府吹田市にある吹田市民病院は、腎臓がんだった男性が手術を受けた際、医師が誤って動脈を切断し死亡させる医療事故があったと発表しました。

市立吹田市民病院によると2021年6月24日、腎臓がんだった40代男性の左の腎臓を腹腔鏡を用いて摘出する際、医師が誤って「腹腔動脈」と「上腸間膜動脈」の2本の動脈を切ってしまったということです。

医師は、止血やバイパス手術を行いましたが、男性は大量に出血し、出血性ショックでその日のうちに亡くなりました。

吹田市民病院は、亡くなった患者と遺族に謝罪するとともに、「二度とこのような事故を起こさないよう再発防止に努め、適切な医療が提供できるよう全職員をあげて取り組む」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。