JR九州本社=福岡市博多区で2020年6月、石田宗久撮影

 JR九州は28日、博多―熊本間のインターネット限定の割引切符「九州ネット早特7」の価格変動制を7月1日から本格導入すると発表した。需要の平準化に向け、乗車する日時などに応じて価格を変える仕組みで、3月から実証実験していた。JR九州によると、新幹線区間で価格変動制を導入するのは全国初。

 早特7は、出発の1カ月前から7日前までにJR九州の予約サイトで購入する割引切符。博多―熊本間の指定席(片道、大人)の正規料金は5230円。実証実験前の早特7では3800円だったが、価格変動制では3400~4200円の範囲で価格が変わる。

 7月1日利用分については6月1日から購入できる。【下原知広】

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