札幌市はインターネット上の仮想空間「メタバース」を活用し、市内で約2万人と推計されるひきこもりの状態にある人たちの支援を始めました。

 札幌市が展開するメタバースです。

 ひきこもり状態にある本人やその家族などが交流する場所で、アバターやニックネームを使い参加することができます。


 参加者同士で会話をしたり、会話が苦手な人は文字入力でのコミュニケーションも可能です。

 「実名や顔を出さなくてもいい、これはメタバースの強みだと思う」(NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク 田中 敦 理事長)


 札幌市は、これまでネット上で会議などができる「Zoom」を利用したひきこもり支援をしてきましたが、顔や名前を出すことに抵抗がある人のために、メタバースでの支援を始めました。

 今後は月に1度、メタバースでのひきこもり支援を行う予定です。

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