畜産を学ぶ高校生に優れた肉牛を育ててもらおうと、地元の農家からメスの子牛1頭が贈られました。

子牛を贈ったのは栗原市の畜産農家・佐藤聖さんで、29日、加美農業高校の生徒たちに子牛が引き渡されました。この取り組みは、高校生に肉牛として生産するまでを学んでもらい、畜産業の未来の担い手になってもらおうと、佐藤さんが申し出たものです。生徒たちは子牛を育てながら繁殖にも挑戦し、産まれたウシがオスだった場合、肉牛として家畜市場に出品することを目指すということです。

加美農業高の生徒は
「すごくいい牛をいただけたので、とてもうれしいと思います」
「自分が卒業するまでは、精いっぱい愛情を込めて育てたいと思います」

加美農業高校によりますと、こうした取り組みは今回が初めてで、今後も地域と連携していきたいとしています。

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