学校での自動車の整備実習に役立ててもらうため、5月29日、全日本トラック協会が岩手県北上市の高校にトラック1台を寄贈しました。
協会ではトラックの構造を学び物流の世界にも興味を持ってもらえればと話しています。

29日は全日本トラック協会青年部会の金井健蔵部会長などが専修大学北上高校を訪れ3年生の高屋敷歩さんにキーのレプリカを手渡しました。

青年部会では2015年度から自動車教育課程を持つ高校にトラックを贈っていて、専大北上高校へは全国で14台目、東北では初めての寄贈です。

今回は協会が集めた募金をもとに県内の加盟企業から購入したディーゼルの2トントラックが贈られました。

専修大学北上高校3年 高屋敷歩さん
「今まで学校にトラックがなくて今回頂けてとても感謝している。(実習などで)車体とかエンジンとか様々活用していきたい」

全日本トラック協会青年部会 金井健蔵部会長
「ディーゼルエンジンや(乗用車と)構造の違うトラックの勉強もしたいということで、何事にも興味を持って取り組んでいただきたい」

高校では自動車科の実習や課外活動などで使いトラックの構造を学び知識を深めたいとしています。

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