クマの目撃情報が相次いでいる廿日市市では、３１日も近くの小学校が臨時休校になるなど警戒が続いています。

廿日市市によりますと２９日夕方、廿日市市下平良で体長１メートルのクマが目撃されました。
今月２８日に廿日市市の市街地で目撃情報が相次いで以降、同じクマが周辺に留まっているとみられています。
近くの佐方小学校は３０日に続き３１日も臨時休校になりました。

【地元の人は】
「かなり心配しています」
「突然遭遇したら怖い。クマが山に戻ってくれたらいい」

また市内のホームセンターでは、クマの出没以降、クマよけの鈴がほぼ売り切れたため、追加で発注した１００個が３１日朝入荷しました。

【ジュンテンドー廿日市店・品川明義店長】
「安心した日常生活を送っていただくために重要な商品だと考えています。売り切れることなく客の要望に応えていきたい」

廿日市市はクマを感知するセンサーカメラや捕獲用の罠を取り付けるほかパトロールを強化しています。

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