5月31日、新潟市中央卸売市場を訪れていたのは和歌山県の農業関係者。

そこでPRしていたのが、和歌山県みなべ町が発祥とされる“南高梅”です。和歌山県が生産量トップを誇る品種ですが…

【紀州農業協同組合 中川隆士さん】
「今年の生産量は平年の約3割~4割と言われている」

暖冬とひょうによる被害で生産量は大きく落ち込む見込みです。それでも収穫された梅の味には太鼓判を押す関係者。

【紀州農業協同組合 中川隆士さん】
「梅ジュース、梅シロップ、また梅干しにしても何ら味に問題はない」

エキスを抽出しジュースやシロップにする場合は粒の大きな梅が、梅干しには粒の小さなものが適していると言います。その南高梅を1カ月ほど漬けた梅干しの味は…

【記者リポート】
「塩味や酸味がある中にうまみがあってとてもうめ~です」

さらに梅シロップや梅ジャムを使えば家庭でもスイーツなど様々なアレンジを楽しむことできます。

【JA紀州】
「紀州みなべの南高梅のご購入、よろしくお願いいたします」

一方、ずば抜けた酸味が特徴で新潟県産の藤五郎梅も6月10日から出荷が始まります。

どちらも天候不順により価格は例年よりも高くなる見込みですが、猛暑が予想される今年の夏を“梅”の力で乗り切るのもいいかもしれません。

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