「肘折ダム」の愛称で親しまれている大蔵村の砂防堰堤(さぼうえんてい)のライトアップが始まり、訪れた人を楽しませている。

「3、2、1、点灯!」

このライトアップは、3年前、新型コロナの影響で客足が落ち込んだ温泉街を活気づけようと、肘折の旅館組合と商店組合が始めたイベント。
肘折砂防堰堤は、1952年に土砂災害から温泉街を守るため、銅山川(どうざんがわ)に建設された。
滝のような美しい造形から、2009年に国の登録有形文化財に指定されている。

堰堤はさまざまな色で彩られ、訪れた宿泊客や観光客が写真に収めていた。
肘折ではいま、温泉街を絵灯籠の優しい明かりで照らす「ひじおりの灯」も開かれていて、温泉街全体が美しい情景に包まれている。

(宮城から)
「最高。すごく良いから絶対に泊まりたいと思い、きょう泊まることができた。いい時に来た。また来たい。すぐ来ます!」

「肘折ダム」のライトアップは、6月は毎週土曜日。7月・9月・10月は第1・第3土曜日に行われる(8月はライトアップ実施なし)。時間は夜7時~8時半まで。

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