「日本国際賞」授賞式に臨席される天皇、皇后両陛下=16日午後、東京都千代田区(安元雄太撮影)

天皇、皇后両陛下は16日、東京都内のホテルで、世界的な科学者に贈られる「日本国際賞」の授賞式に臨席された。

受賞者は、天気予報の基盤となる気象・気候力学の発展に大きく寄与した、英レディング大のブライアン・ホスキンス教授と米ワシントン大のジョン・ウォーレス名誉教授、人間の体内にある「核内受容体」というタンパク質を発見し、新薬の開発に貢献した米ソーク研究所のロナルド・エバンス教授の3人。

天皇陛下はお言葉で、多様化する地球規模の課題について「私たちはより広い見識の下、様々な分野の英知を結集し、ともに手を携えて、これらの課題の克服に努めなければなりません」と述べられた。両陛下は受賞者らのあいさつに熱心に耳を傾け、拍手を送られていた。

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