札幌市では6月14日から神輿渡御や屋台が楽しめる札幌まつりが始まり、本格的な祭りシーズンへ入ります。
そこで浴衣で出かけたいという方にオススメ、2024年のトレンドを調査してきました。
「イオンモール札幌発寒に来ています。こちらでは早くも浴衣の発表会が開かれました」(糸口 真子 フィールドキャスター)
札幌市のショッピングセンターでは2023年を上回る255種類の浴衣がずらりと並びました。
業界ではこれまでコロナで自粛されていた花火大会や夏祭りが復活することで、浴衣を着る機会が増えると期待が膨らんでいます。
いまの中学生から20代後半のいわゆる「Z世代」を対象に2023年7月に行われた調査(MERY Z世代研究所調べ)では、「浴衣を着たい」という人が全体の9割にのぼり、悩ましい「着付け」は「家族や友達」が4割ほど、「YouTubeなどを見て自分で着る」が「お店で着る」をわずかに上回り約3割と、デジタル世代ならではの傾向が見られました。
そこで、2024年はどんな浴衣が人気なのか調べてみました。
【着物柄の浴衣】
「この新しい浴衣は『着物柄ゆかた』という商品になります。京都の老舗メーカーのデザイン企画で、小紋柄という細かい柄が特徴です」(イオン北海道 柴田 涼花さん)
2024年は浴衣なのに着物のようなデザインのものが特徴で、レトロな雰囲気がトレンドになりそうです。
【くすみカラー】
「昨年も大好評でした、くすみカラーの浴衣です。少しおとなしいくすみの色みに”へこ帯”がかわいさをひき立てます」(柴田さん)
色合いは2024年も「くすみカラー」が人気になりそうで、赤や青など原色ではない落ち着いた色を使うことで粋な大人を演出しています。
2023年より2割ほど種類が増えました。
【ワンピ浴衣】
「(Q:同じ柄のワンピースと浴衣が並んでいるが?)ワンピースでも着られるし浴衣にも早変わりできる便利アイテム。(上に)羽織って帯を締めるだけで浴衣に見せられるので、簡単に着られる」(柴田さん)
浴衣は丸洗いできたりひんやり感じられる素材を使ったりと進化していて、男女、年代を問わずバリエーションが増えているのもうれしい限り。
2024年はお気に入りの浴衣コーデが、充実の夏を演出してくれそうです。
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