福岡県は、6月3日から9日までの1週間の感染症の発生状況について発表し、いわゆる溶連菌感染症が21週連続で「警報レベル」となっています。
福岡県によりますと、6月3日から9日までの1週間のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、いわゆる「溶連菌」感染症の感染者は、1医療機関あたり9.75人と全国平均の約2倍となり、21週連続の「警報レベル」となりました。
「のど」の痛みのほか、発熱などを引き起す溶連菌感染症は、飛沫や接触を介して広がる感染症で、例年を大きく上回るペースで増えています。
また、手足口病も前の週の1.32倍に増え、警報レベルに近づいています。
さらに福岡県は、性感染症の梅毒の感染者が13人確認され、年間の患者数が最も多かった去年と同じペースで増加しているとしていて注意を呼びかけています。
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