伝統工芸の技術を応用した現代アートの作品を集めた展覧会が、名古屋の愛知県美術館ギャラリーで開かれています。
会場には、陶磁器や染め織物など、伝統工芸の技術を応用したアート作品116点が展示されています。
岐阜県土岐市の曽根洋司さんが手掛けた作品「眠れぬ夜」は、ひも状の粘土を積み上げる手びねりの技法をつかっていて、強い雨の音で眠れなくなってしまった夜をイメージしています。
愛知県安城市の人形作家・白山弘子さんの作品「風に乗る」は、おがくずの粉をのりで固めて粘土状にした桐塑から作る伝統的な方法で、飛びあがろうとする少女を表現しています。
作品展「日本現代工芸美術展 東海展」は、6月16日まで開かれます。
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