6月13日、引退が発表された新幹線の検査専用車両「ドクターイエロー」が、JR博多駅で報道陣に公開されました。
◆記者リポート
「今、ドクターイエローが博多駅に到着しました」
大勢の鉄道ファンや家族連れが詰めかける中、JR博多駅に入ってきた鮮やかな黄色の新幹線、ドクターイエロー。
新幹線の安全運行のために走行しながら、線路のゆがみや架線の状態などをチェックする車両です。
10日に1回程度しか運行されず、しかもダイヤが非公開のため、出会えたらラッキーな「幸せの黄色い新幹線」とも言われ、人気を集めてきました。
東海道新幹線が開業した1964年から姿を変えつつ昭和、平成、令和と運行されてきたドクターイエロー。
現在は東京~博多間で運行されていますが、老朽化が進んでいたことから、6月13日に引退を発表。
JR東海は来年1月、JR西日本は2027年を目途に運行を終了する予定です。
◆見に来ていた人
「感動しました」
◆見に来ていた人
「(子供たちも)すごい喜んでいました。かっこいいですね」
◆見に来ていた人
「生まれた頃からあって好きな車両だったので寂しいですね」
引退が発表されたドクターイエロー。
その後はJR東海が保有する営業用車両に搭載した機器で、線路などの検査が行われることになっています。
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