福岡県庁=森園道子撮影

 福岡県は18日、指導していた女子学生に一方的に抱きつくなどのセクハラ行為をしたなどとして、総務部主任主事の男性職員(34)を同日付で停職5カ月の懲戒処分にした。

 県によると、男性職員は2020年9月ごろ、当時勤務していた県運営の技能訓練機関で女子学生に正面から抱きついた。この他、女性専用エリアに複数回立ち入り、独断で一部の学生に複数回のミーティングをしたとしている。

 23年9月に警察から県に連絡があり発覚した。男性職員はセクハラ行為を認め「好意があった訳ではなく、学生を励ますつもりだった」と説明。女性専用エリアでのミーティングについても「不適切な行為だったと反省している」と述べているという。【城島勇人】

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