秋田県仙北市で今、ソラマメが盛んに収穫されている。

さやが空に向かって成長するソラマメ。県内一の生産量を誇るJA秋田おばこの管内では、約60の農家がソラマメを栽培している。このうち、仙北市の川井信一さんの畑では6月9日に収穫が始まった。

 JA秋田おばこ そらまめ部会・川井信一部会長:
「豆が食べ頃になってくると、さやが下がる。これが目安。黒い筋が入ってくると取れ頃」

ソラマメは収穫期が近づくと、上に伸びたさやが下がってくる。これは豆がしっかりと育っている証だ。

ソラマメの食べ頃は、収穫から3日間と言われている。

少しでも早く出荷できるよう、川井さんはスピーディーかつ丁寧に作業にあたっていた。

 JA秋田おばこ そらまめ部会・川井信一部会長:
「若い豆は生で食べても甘みがある。熟してきて中のところが黒くなると、栗のようなホクホク感が出てくる。ソラマメは(県内では)まだまだメジャーな商品ではないが、枝豆が出る前の商品なので、ぜひソラマメを食べてもらいたい」

ソラマメの収穫はあと1週間ほどで、県内のほか首都圏などに出荷される。

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