全国有数のぶどうの産地・置賜地域では主力のデラウェアが出荷の時期を迎え、初出荷に合わせた出発式が高畠町で開かれた。

山形県はデラウェアの生産量全国一を誇り、そのほとんどが置賜地域で生産されている。
今年は、雪が少なかったことで全体的に生育が早く進んでいるが、品質は良好で、甘みの強いブドウに仕上がっている。

出発式には、JAや生産者など約30人が出席し、テープカットと地元の園児によるアトラクションで今年の初出荷を祝った。

(JA山形おきたま・ぶどう振興部会 遠藤真二部会長)
「天候が良いというのもあるが、甘くて良いブドウに仕上がっている。売り場で手に取って食べていただきたい」

セレモニーの後、約800キロのデラウェアを積んだトラックが東京の市場に向けて出発した。
JA山形おきたまは、今シーズン、去年より580トン多い約2100トンの出荷を見込んでいる。

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