群馬県の上信越自動車道で、高さ約70mの巨大な岩塊を撤去する工事現場の見学会が開催され、36組限定に対し多数の応募があった。当選確率2%を突破した参加者は、巨大な割岩機(ビッガー)による岩の削り取りなどを見学した。

見学会の応募数は1866組

群馬県の上信越自動車道で撮影されたのは、トンネルの上にそびえ立つ異様な建物。巨大な要塞ではなく、超人気見学会の現場だ。

高さ約70mにおよぶ巨大な岩塊
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よく見ると、工事現場の足場がびっしりと設置されており、その正体は、高さ約70mにおよぶ大きな岩の塊だった。

地震などによる落石を防ぐため、この巨大な岩塊を撤去する工事が進められている。

特別に行われた工事現場の見学会

ここで特別に行われた工事現場の見学会が、大人気となっており、この日は、36組限定公開のところ、応募数はなんと1866組。

当選確率はわずか「2%」だった。

参加者だけが見られる巨大重機・ビッガー

そんな超ラッキーな参加者だけが見ることができるのが、ビッガー(削岩機)とよばれる巨大な重機だ。

割れ目が広がっていった巨大な岩の一部

岩に開けた穴に先端を差し込めば、巨大な岩の一部で、割れ目が広がっていった。こうして巨大な「岩塊」は削り取られていき、工事終了予定の2029年には姿を消してしまうそうだ。
(「イット!」 6月20日放送より)

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