卒業の記念にと、幼稚園児たちが大工道具を手に汗を流します。
木をつかった大工の仕事に触れてもらおうと、長崎市の幼稚園で「出張こども工務店」が開かれました。
子供たちがつくっているのは机です。
住宅のリフォームなどを手がける長崎市の中村工務店の社員や大工から作り方を教わります。
社員
「もっと強くして・・・そうそうそう、頑張れ」
長崎市文教町の純心幼稚園で開かれた「出張こども工務店」です。
約50人の年長の園児が卒園記念に贈る作業机をつくりました。
思い思いに絵も描いて約1時間かけて完成させました。
園児
「たたくのが楽しいです」(これはおうち?)「わたしの(おうち)」
この会社ではものづくりの楽しさを知ってもらい、建築の仕事にも興味を持ってもらいたいと、2022年から「こども工務店」を各地で開いています。
中村鉄男 代表取締役
「長崎に残って仕事をしたいと、子どもの頃から芽生えるかもしれない。我々としても仕事につなげられれば」
子どもたちは出来上がった机を眺めながら、自分が描いた机の絵を探して満足げな表情をみせていました。
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