新潟県佐渡市の漁港で6月27日、地元の小・中学生が定置網漁を体験しました。150kgを超える大きなクロマグロも水揚げされ、子どもたちも漁師も興奮した表情を見せていました。
27日朝、佐渡市の鷲崎漁港で行われていたのは、内海府小中学校の生徒・児童8人による定置網漁船の乗船体験です。
【内海府漁生産組合 山本勝 漁労長】
「どういう仕事をしているのか、魅力、仕事の大変さも分かってもらいたい。そういうところを見てもらって、後継者が1人でも2人でも出てくれたらいいかなと」
漁について知ってもらおうと、5年前から行われているこの定置網漁体験。
生徒たちが、漁師と一緒に網を引き上げていくと…サメやタイなどとともにかかっていたのは、なんと150kgを超える大きなクロマグロ!
初めて見る、生きた大きなクロマグロに大興奮の子どもたち。貴重な体験を通して漁への関心を深めていました。
【児童】
「定置網が初めてで、色々な魚がいっぱいいてびっくりした」
【生徒】
「網を引き上げるときにすごく重たくて、たくさんの命をもらっているというのが実感できた」
マグロの不漁が続く中、子どもたちに呼ばれてか…この日は今シーズン初めての大漁に!佐渡水産物地方卸売市場には、クロマグロなど約200本が揚がり、活気にあふれていました。
このうち30kg以上のマグロは28日、東京の豊洲市場で競りにかけられます。
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