愛媛県西条市で6月に捕獲された野生のイノシシが、豚などにかかる「豚熱」に感染していたことが分かり、県が1日に発表しました。豚熱の感染が確認されたのは県内で初めてです。
愛媛県によりますと豚熱の感染が確認されたのは、西条市で6月28日に捕獲された野生のイノシシです。
豚熱はウイルスにより豚やイノシシに感染する伝染病。人には感染せず、感染した豚の肉を食べても人の健康には影響がないとされています。
県は捕獲したイノシシのうち年間400頭程を遺伝子検査。このうちの1頭が豚熱の陽性を示し、国の確定検査で1日に判定されました。豚熱に感染したイノシシの確認は愛媛県内では初めてです。
県内では65戸の養豚場で約20万頭の豚が飼育されていて、ワクチンを接種しているため県は移動や搬出を制限しないとし、養豚農家に対し改めて農場にイノシシが侵入しないよう対策の徹底を指導します。また登山客やゴルフ客などに、山などへ入った後は靴の泥を落とすよう呼びかけています。
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