食中毒が起きやすい時期を迎え、福岡市のデパートでは保健所の職員が食品の管理が適切に行われているか確認する検査を行いました。

福岡市の大丸福岡天神店では、保健所の職員が肉や魚の保存温度が守られているかや添加物が正しく表示されているかなどについて確認を行いました。

この検査は気温が上がり食中毒が多くなるこの時期にあわせて、食品の管理が適切に行われているか確認しようと毎年行われています。

福岡市によりますと、去年は食品を取り扱う約4600の施設のうち温度管理が十分でないなどの違反が8件見つかったということです。

また、福岡市では食品購入後の食中毒を防ぐため注意を呼びかけています。

◆福岡市保健所 中央衛生課 今井啓太係長
「(店から)持ち帰ったら常温で放置することなく、冷蔵庫等に早く入れて(家庭でも)保管管理に一層気をつけていただきたい」

昨年度、福岡市では305人の食中毒患者が発生していて、食中毒菌のほか寄生虫のアニサキスによるものも増えています。

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