顧客から理不尽な迷惑行為を受けるカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラの問題が深刻化しています。どう対応すれば良いのか、岡山県などが7月3日、対策セミナーを行いました。
セミナーではカスハラの事例がタイプ別に紹介されました。
(SNS/インターネット上での誹謗中傷型)
・騒いでいる客に注意「謝罪しろ」と言われた
・動画を撮られインターネット上で掲載
このような時の対応は弁護士に相談することが望ましいとしています。県内の労働組合などから約60人が参加し、カスハラ問題に詳しい講師から実践的な対策を学びました。
国が2023年、行った調査では27.9%の企業が従業員からカスハラを巡る相談があったとされ、ハラスメントの中で唯一増加傾向です。
(製造業)
「顧客側への教育が必要だということが分かり、参考になった」
(労働組合)
「社会全体でカスハラをなくすという姿勢を示すことが必要だと思う」
企画した岡山県は今後、ホームページで対策を周知したいとしています。
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