キハ48形「風っこ」(JR東日本東北本部提供)

JR東日本で3編成しかない希少車両で、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンに垂涎のキハ48形「風っこ」の外観や運転台を撮影できる初のイベントが5月、仙台車両センター小牛田派出研修庫(宮城県美里町)で開催される。

キハ48形「風っこ」ヘッドマーク(JR東日本東北本部提供)

キハ48「風っこ」は、一般形のキハ48形(昭和55年製造)を改造した車両で平成12年にデビュー。イベント列車として只見線や磐越西線といった東北各地で運行している。

車体の側面が大きな開口部となっており、木製座席・テーブル、骨組みむき出しの天井、白熱灯がレトロな雰囲気を醸し出す。開口部から夏場にはトロッコ車両として外気を思いきり楽しめるほか、冬季には寒気対策として、ガラス戸を取り付けて運行し、車内に設置されたストーブで暖を取ることができる。

開催は5月18日(土)。第1部午後2時~(1万2000円)第2部午後5時半~(1万5000円)。撮影はいずれも2時間だが、「第2部は、夜間ならではの特別な情景が楽しめるプレミアム感がある」(JR東北本部)という。購入方法などは、JRE MALL 東北本部店の商品ページで。

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