マイナビが横浜市で開催した合同会社説明会

面接をイメージすると、きちんとして真面目に話さなければならないという先入観を持っている学生は多いのではないでしょうか。「ジェスチャーはよくない」と考えてしまうこともあるかと思いますが、面接は尋問ではなく、企業側と学生とがお互いを理解するためのコミュニケーションをとる場です。そのため、笑顔やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとるのも重要なスキルなのです。

大事なのは「自然な会話」

なぜ「ジャスチャーはよくない」と考えてしまうのでしょうか。それは、面接の場で、ジェスチャーを交えると、落ち着きがない印象を与えてしまったり、意識しすぎて不自然な印象を面接官に与えてしまったりすることがあります。そのため、「ジャスチャーはよくない」といわれるのですが、大事なことは「自然な会話」です。ジェスチャーは自然にうまく使うことで、熱意や考えを面接官にアピールできるテクニックの一つですので、プレゼンや発表の機会を活用し自然に表現できるように準備をしておくとよいでしょう。

「ジェスチャー」の効果とカラクリ

これから、話すことは極端かもしれませんが状況によってうまく活用すればジェスチャーは表現方法として効果的であることをお伝えしたいと思います。まず、「ジェスチャー」は、相手の判断力を狂わせ、失わせる技術であるといわれています。ナチスドイツ時代に、ハヌッセンという奇術師(現在でいうメンタリスト)がヒトラーに教えた人心掌握術の一つが「ジェスチャー」です。以前のコラムでもお伝えしましたが、情報を得る際に人間は聴覚以上に視覚から入ってくる情報が大半を占めています。いわゆるメラビアンの法則として認知されていますが、ヒトラーも人々の視覚に訴えるジャスチャーを活用したのです。

面接も似ている部分があります。全く同じことを話した場合、ジェスチャーがあるかないかでも面接官に与える印象は大きく変わります。オーバーな身ぶり手ぶりは控えるようにしていただきたいですが、ジェスチャーを上手に活用することで、面接官に熱意ややる気を訴える効果があります。

よく学生には「どううまく話すか」ではなく「どう伝えるか」が就職活動では重要だと話しています。同じような経験でも伝え方を1つ変えるだけで、受け手の印象は大きく変わってきます。インターンシップやOB・OG訪問などを通して、さまざまな世代の人と交流しながら、話し方や表現方法を磨いてほしいと思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)


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