「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)」の患者数は前の週から減ったが、県内では依然「警報レベル」となっている。

県衛生研究所によると、溶連菌の患者数は7月7日までの1週間で県全体で127人と、前の週から58人減ったが、30週連続で「警報レベル」が続いている。
溶連菌は、発熱やのどの痛みなどの風邪に似た症状が特徴で、手洗い・うがいなど基本的な感染対策が有効。

また、県は溶連菌のほか、これから夏に流行し乳幼児を中心に発症する感染症にも気を付けてほしいとしている。
主なものは、突然の38℃以上の発熱や口の中に水疱ができる「ヘルパンギーナ」。口や手のひら・足などに水疱ができ発熱などを伴う「手足口病」など。

こうした感染症の県内での流行はまだ見られないが、全国では「手足口病」が流行してきているという。
県は、感染予防としてこまめな手洗いや咳エチケットを呼びかけている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。