静岡市の市街地からリニアの工事現場へと続く県道に整備するトンネルについて、静岡市は工事で発生する残土の置き場を確保し、掘削工事に着手できる段階に入ったことを明らかにしました。

リニアの工事に伴い、静岡市葵区井川地区への工事車両の往来や地元の利便性向上のため、静岡市はJR東海が建設費を全額負担し井川地区と市街地とを結ぶ県道にトンネルを整備する協定を結んでいます。

現在はトンネル掘削前の準備工事が進められていますが、静岡市の難波喬司 市長は7月12日、掘削工事で発生する残土について、井川地区と玉川地区の3カ所で処分することでJR東海と大筋で合意したと説明しました。

静岡市・難波喬司 市長:
県の条例との関係もあるので慎重に検討した結果 井川地区に2か所、玉川に1か所で最終調整中

難波市長は近く本格的な掘削工事に着手できるとの見方を示し、井川地区の住民のためにも1日でも早く開通させたいとしています。

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