ライトアップされた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）

秋田県湯沢市の横堀地区にある樹齢２００年以上の「おしら様の枝垂れ桜」が見頃を迎えている。

高さ約１５メートルで、枝の張りは２０メートルに近い。かつて養蚕が盛んだった集落の住民が「おしら様」と呼ぶ白山神社の前に植えられている。

湯沢市は豪雪地帯のため、住民が積雪による枝折れを防ぐため、冬囲いや雪下ろしなどを行い、老木を大切に守り続けてきた。

見頃を迎えた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）

日が沈むとライトアップされ、桜の巨木は日中とは違う幽玄な雰囲気に包まれた。近くに住む奥山丈慈くん（９）は「夜は初めて見に来ました。今まで見たことある桜の中で一番大きくてきれいです」と笑顔で話していた。

地元住民によると見頃は今週末までという。ライトアップは２０日までの日没後から午後９時ごろまで。

地元で「おしら様」と呼ばれている白山神社＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
見頃を迎えた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
見頃を迎えた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
ライトアップされた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
ライトアップされた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
ライトアップされた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）
ライトアップされた「おしら様の枝垂れ桜」＝１８日午後、秋田県湯沢市（鴨川一也撮影）

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