世界自然遺産の鹿児島県の屋久島に、環境にやさしい電気バスを導入しようと、いわさきグループと韓国の大手自動車メーカーが合意書を締結しました。
東京都内で行われた締結式には、岩崎産業の岩崎芳太郎社長と韓国の大手自動車メーカー、ヒョンデモビリティジャパンの趙源祥社長が出席し、合意書にサインをしました。
合意書では日本では初の導入となる、ヒョンデの新型の中型電気バス「ELEC CITY TOWN」を屋久島に5台導入することが盛り込まれています。
電気バスの導入で、岩崎社長は廃棄物や温室効果ガスの排出をゼロにする試み「ゼロエミッション」を屋久島で実現したいとしています。
岩崎産業・岩崎芳太郎社長
「ゼロエミッションが実現できたら(屋久島が)世界で1個しかない場所だと思います。そうすると世界中からいろんな人が屋久島に訪れるのではないか。観光的にも非常に投資価値があるということで、電気バスを入れるということ」
岩崎産業によりますと、ヒョンデの新しい中型電気バスは2025年春にも屋久島に導入される見通しです。
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